motto 2020 春 vol.52
6/16

育6大切な宇木の古代桜を次代へとつないでいきたい。いにしえ北信州・山ノ内町の宇木の千歳桜は、1967(昭和42)年に長野県の天然記念物に指定されたエドヒガンザクラで、推定樹齢約900年といわれています。その昔は「月見桜」「見返り桜」などと呼ばれていましたが、1928(昭和3)年に天皇御大典を記念して「千歳桜」と命名されました。900年前といえば平安時代。遥か古より今日まで、宇木の地を永く守り続けてきた桜です。その千歳桜をはじめ、地区内にある5本の古代桜の保護と地域活性に取り組んでいるのが、「宇木古代桜ふるさと事業実行委員会」事務局長の青木さんです。「宇木古代桜ふるさと事業実行委員会は、2009(平成21)年に発足し、翌年から開催している『宇木古代桜まつり』は、昨年10回目を迎えることができました。毎年4月の中旬から下旬にかけて開催されるこのお祭りは、県内外から訪れる方のために、地区の皆さんが自慢の郷土料理やきのこ汁、宇木で採れたりんごを使ったリンゴジュースなどを無料で振る舞います。中でも、古代桜のうちの1本がある隆谷寺のお米と、宇木地区の八重桜の塩漬けで作られた桜むすびは大人気で、握っても握ってもどんどんなくなっていくほどです。その他、おでんやちまき、春野菜や山菜などの物品販売も行っていますので、ぜひ古代桜を見に来てほしいですね」と微笑む青木さん。今年は新たな試みとして、千歳桜の剪定した枝を使って作った勾玉を、古代桜の保護活動に対し千円以上寄付してくださった方に差し上げる予定だとか。「古代桜の中には樹勢が弱っているものもあるため、いただいたご寄付は、先人たちが守り続けてきた古代桜を次代へと継承していくために、大切に活用させていただきます」と語る青木さん。地域の宝として守り続けている古代桜への愛情を感じます。勾玉は、魔除けや厄除け、開運などのお守りとしてはもちろん、持ち主の健康や生命力を向上させ、能力を高めるパワーがあるといわれています。千歳桜は樹齢900年ということから、健康長寿のお守りにも。また、勾玉の形が胎児に似ていることから、女性には安産のお守りとしても人気があります。※数に限りがあります。予めご了承ください。〒381-0405 長野県下高井郡山ノ内町大字夜間瀬1461-2TEL:090-4091-7574(直通)https://www.info-yamanouchi.net/それぞれに赴きのある美しい古代桜をぜひ一度、見に来てください。事務局長青木 孝一さん宇木古代桜ふるさと事業実行委員会宇木の古代桜

元のページ  ../index.html#6

このブックを見る